引越し料金を安くする方法として、簡単に思いつくのが「平日に引越しする」ことではないでしょうか。
土日祝日に比べると、平日の引越しは予約も取りやすいので、有給休暇を取れれば是非おススメしたい引越し方法です。
働き方改革の導入により有給休暇を取りやすくなり、平日に引越しをする方は増えるかもしれません。
ここでは、平日と休日の引っ越し料金の違いを、管理人が独自に調査した数値とともに検証していきます。
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引越し料金は平日と土日でいくら違うのか?
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最初に、単身引越しと家族引越し別に、4月半ば~2月の【引越しオフシーズン】の料金相場を見てみましょう。
《単身引越しの料金相場》
県内へ引越し | 県外へ引越し | |
平日 | 42700円 | 69300円 |
土日 | 42800円 | 70900円 |
《家族引越しの料金相場》
県内へ引越し | 県外へ引越し | |
平日 | 83300円 | 146100円 |
土日 | 85500円 | 153500円 |
単身引越しにおいては、引っ越し料金に大きな差は出ませんでした。
一方家族引越しは、県内への引越しだと平日の方が約2000円安くなりました。県外への引越しだと、約7000円安くなる結果が出ました。
平日と休日の引越しを比べると、家族引越しで距離が長いほど、料金が安くなる傾向にあることが分かりました。
平日の引越し料金が安い理由は?
引越し料金が平日と土日で違うのは、引越業者の都合があります。
土日に比べて、平日の方が引越し依頼が少なく、トラックや人員に余裕が生まれます。そこで引越業者は、お客さんに平日に安く引越ししてもらい、トラックや人員を常に稼働させようとしているのです。
どうしても土日に引越し依頼が集中してしまうので、引越業者側から「料金を安くするので平日に日にちを変えられませんか?」と言う提案することもあるそうです。
引越し料金を安くするなら月初の平日がおススメ
単身で引越しされる方は、「平日ってそんなに安くない」と思われたのではないでしょうか。そうなんです!引越し料金は、曜日よりも時期の方が料金に差が出ます。
《時期別の引っ越し料金相場》
平日 | |
月初
(1日~10日) |
49100円 |
月中
(11日~20日) |
58900円 |
月末
(21日~31日) |
57800円 |
表のように、同月内でも時期が異なるだけで約1万円料金に差が出ています。
引越業者によっては休日の引越しが安い時も
多くの場合、土日よりも平日の方が引越し料金は安くなりますが、引越業者によっては土日の方が安くなるところもあります。
《単身引越しの料金相場・県内への引越し》
会社名 | 平日 | 土日 |
アーク引越センター | 48400円 | 56200円 |
アート引越センター | 64500円 | 53000円 |
アリさんマークの引越社 | 85900円 | 52600円 |
サカイ引越センター | 59000円 | 65400円 |
単身引越しの県内への引越しでは、アート引越センターとアリさんマークの引越社は、土日の方が料金が安いと言う結果が出ました。
《単身引越しの料金相場・県外への引越し》
会社名 | 平日 | 土日 |
アーク引越センター | 66300円 | 78500円 |
アート引越センター | 99800円 | 98100円 |
アリさんマークの引越社 | 102700円 | 81500円 |
サカイ引越センター | 102300円 | 118300円 |
県外への引越しにおいても、アート引越センターとアリさんマークの引越社が、土日の方が安いと言う結果が出ています。
そうは言っても、アーク引越センターの平日の安さにはかないませんが、とても面白い数字が出ました。
《家族引越し料金相場・県内への引越し》
会社名 | 平日 | 土日 |
アーク引越センター | 81800円 | 84700円 |
アート引越センター | 107600円 | 73100円 |
アリさんマークの引越社 | 84600円 | 99600円 |
サカイ引越センター | 89000円 | 93900円 |
家族引越しの県内引越しは、アート引越センターのみ土日の方が安いです。
《家族引越しの料金相場・県外への引越し》
会社名 | 平日 | 土日 |
アーク引越センター | 65000円 | 214600円 |
アート引越センター | 181200円 | 92500円 |
アリさんマークの引越社 | 139000円 | 217700円 |
サカイ引越センター | 152700円 | 147800円 |
家族引越しの県外への引越しは、アート引越センターとサカイ引越センターが土日の方が安いことがわかりました。
このように、引越業者にも特徴があるので、平日に安い引越業者が他にもあると思います。
引越し繁忙期は平日でも料金は高い
引越し繁忙期と言われる3月~4月中ごろまでは、平日であっても引越し料金は安くありません。
4月は、進学や就職、転勤など新生活をスタートする時期なので、日本中で引越しが行われます。
そのため、この時期に引越しが集中することから、トラック不足・作業員不足になってしまう結果、引っ越し料金は高くなります。
繁忙期の引越し料金は、通常期の1.3倍から1.5倍にまで上がってしまいます。
引越し予約の取りにくい時期でもありますので、早めに見積りを取って引越業者を決めておくと良いでしょう。
引越し予約は、3カ月前から受け付けてくれます。
まとめ
このようなことから検証結果として、
「引越し繁忙期を避けた、平日の月初」
が、最も安さを引き出せる日となりました。
やはり平日の方が、安さを引き出せる条件が多くあります。
平日に有給休暇を取りやすくなるこれからは、平日に引越しされる方も増えて行くでしょう。