「断捨離」なんと読むかわかりますか?
これ「だんしゃり」と読みます。引越しの際によく聞く珍しい言葉です。
生活環境を変えるにあたり、要らない物を整理しましょうという意味で使われます。引越しする時は断捨離の良い機会ですから、思い切って荷物を処分してみませんか?
断捨離の意味
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もともとは、インド発祥のヨガスピリットからくる言葉で、
- 断:入ってくる要らない物を断つ
- 捨:家にずっとある要らない物を捨てる
- 離:物への執着から離れる
3つの思考から、身軽で快適な生活と人生を手に入れることが目的です。
断つ
必要であろうと買い込んでしまった物でも、使わなかったりした物が家の中にあったりしませんか?
使わない物を増えないようにしましょうというのが、断捨離の最初の一文字「断」になります。「あれも欲しい」「これも欲しい」と物欲を満たしていくと、家中が物で溢れ、廊下や部屋も物を置く場所になってしまいます。
私の実家がまさにそうでした。父が本好きなのですが、買った本がドンドン貯まっていき、リビングにある大きな本棚だけでは足りず、廊下に大きな本棚を置きましたがそこも一杯。食器棚の上も本だらけと、「断つ」事が出来ずに家の中を本が占領していきました。
物欲が減る習慣を身に付けると良いと思います。
捨てる
日本人の良い伝統に「もったいない」という考え方があります。多くのおばあちゃん・お母さんが言われる「物を大切にしなさい」という教えです。
ただ、この言葉の意味を良くとらえないと、将来使う予定のない物まで処分できなくなってしまいます。新居では収納スペースが限られているので、「要る物」「要らない物」を選別するのにとても良い機会です。
私は、引越しをするたびに断捨離をするので、引越し後に必ず荷物が減ります。なぜか、身の回りの物を減らしてはいけないという感覚を持ってしまいがちですが、改めて身の回りの物を見てみると、持っているだけの物が多いことに気が付きます。
例えば、
- もう聴かないCD
- 買ったけれど読む気にならない本
- 流行りが終わって着なくなった服
新居へ移る前に要らない物を処分しておくと、荷物が減って引越し料金に差が出ます。引越し前に断捨離をする人が多いのも納得です。
処分とは言っても今時の便利な世の中、捨てるだけではなく要らない物を買い取ってもらえるのですから、おばあちゃん・お母さんも納得してくれるはずです。
保存状態が良ければ思いのほかお金になったり、オークションやメルカリを使えば要らなくなった物を自分の希望額で売ることもできます。
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離れる
物を持たない生活を極めた方は、断捨離前よりも生活する家のスペースが少なくて済むので、小さいマンションに住み替えて固定資産税の支払額が減ったそうです!
断捨離する事により生活費全般を減らす事につながっていきます。
まとめ
特にお子さんをお持ちの家庭では、子供たちに必要な物も、これからどんどん増えて行きます。
新しい生活を始める前に、あなたも断捨離してスッキリした気分で引越しをむかえてみませんか?