バイクの住所変更は「面倒くさい」手続きが必要な引越し作業の1つです。
バイクは、「126cc以上の排気量」「125cc以下の排気量」によって、住所変更手続きをする場所が違います。バイクであれば、手続きをする場所が同じとは限りませんので注意してください。
大きく分けると、
「126cc以上の排気量のバイク」は陸運局
「125cc以下の排気量のバイク」は、東京都の市区町村の役所
での手続きになります。バイクの排気量により、手続きをする場所や、持参する物に違いがありますので以下の文を参考にしてください。
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目次
バイクの住所変更
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以下に、排気量別に手続き場所と持参する物を表にしましたので、手続きへ行く前に忘れ物の無いように確認してください。
手続き場所 | 持参する物 | |
251cc以上のバイク | 陸運局 |
・車検証 ・住民票(取得3ヵ月以内の物) ・印鑑 |
126cc~250ccのバイク | 陸運局 |
・届出済証 ・住民票(取得3ヵ月以内の物) ・自賠責保険証明書(有効期間が残っている物) ・印鑑 |
125cc以下の原付バイク | 市区町村役場 |
・標識交付証明書(ナンバー交付時にもらった書類のことですが、紛失している場合でも手続きは可能です) ・廃車申告書 ・ナンバープレート ・印鑑 ・身分証明書 ・新住所確認ができるもの(免許証等) |
251cc以上バイクの住所変更
251cc以上のバイクには車検があります。そこが、250cc以下のバイクとの大きな違いになります。
住所変更する場所
東京都には5つの陸運局があります。以下を参考にして、新居の管轄区域の陸運局へ行きましょう。
品川陸運局(東京運輸支局)
品川ナンバーの管轄区域:千代田区、中央区、港区、品川区、目黒区、大田区、渋谷区、大島町、利島村、新島村、神津島村、三宅村、御蔵島村、八丈町、青ヶ島村、小笠原村
世田谷ナンバーの管轄区域:世田谷区
多摩陸運局(多摩自動車検査登録事務所)
多摩ナンバーの管轄区域:立川市、武蔵野市、三鷹市、府中市、昭島市、調布市、町田市、小金井市、小平市、東村山市、国分寺市、国立市、狛江市、東大和市、清瀬市、東久留米市、武蔵村山市、多摩市、稲城市、西東京市
八王子陸運局(八王子自動車検査登録事務所)
八王子ナンバーの管轄区域:八王子市、青梅市、日野市、福生市、羽村市、あきる野市、瑞穂町、日の出町、檜原村、奥多摩町
受付時間
登録申請受付時間は、5か所とも同じ時間です。
月ー金 8:45-11:45
13:00-16:00
定休日:土日祝日
12/29~1/3
持参する物
・車検証
・住民票(取得3ヵ月以内の物)
・印鑑
陸運局で手に入れる物
・申請書(陸運局の売店で販売しています)
・手数料納付書(陸運局にあります)
・自動車税申告書(陸運局にあります)
手数料
・ナンバープレートが変更になり、車検のステッカーを再交付するのであれば、300円の検査登録印紙代が必要になります。
注意点
・ナンバープレート変更の場合、ナンバープレートは自分で取り外しをします。
陸運局で、ドライバーを貸してもらえますが、自分でドライバーを持参してもかまいません。おススメは、3号のプラスドライバーです。
・陸運局は11:45から13:00までお昼休みがあります。
・旧住所地の管轄陸運局にナンバープレートを返しに行く必要はありません。新しい陸運局ですべて手続きを済ませることが出来ます。
・バイクの住所変更を済ませたら、バイクに関する保険の住所変更も忘れずに済ませましょう。
126cc-250ccバイクの住所変更
251cc以上のバイクと一緒で陸運局へ行きます。126cc~250ccのバイクには車検証がないので、251cc以上のバイクと手続きが少し違います。
住所変更する場所
東京都には5つの陸運局があります。陸運局の以下を参考にして、新居の管轄区域へ行きましょう。
品川陸運局(東京運輸支局)
品川ナンバーの管轄区域:千代田区、中央区、港区、品川区、目黒区、大田区、渋谷区、大島町、利島村、新島村、神津島村、三宅村、御蔵島村、八丈町、青ヶ島村、小笠原村
世田谷ナンバーの管轄区域:世田谷区
多摩陸運局(多摩自動車検査登録事務所)
多摩ナンバーの管轄区域:立川市、武蔵野市、三鷹市、府中市、昭島市、調布市、町田市、小金井市、小平市、東村山市、国分寺市、国立市、狛江市、東大和市、清瀬市、東久留米市、武蔵村山市、多摩市、稲城市、西東京市
八王子陸運局(八王子自動車検査登録事務所)
八王子ナンバーの管轄区域:八王子市、青梅市、日野市、福生市、羽村市、あきる野市、瑞穂町、日の出町
受付時間
登録申請受付時間は、5か所とも同じ時間です。
月ー金 8:45-11:45
13:00-16:00
定休日:土日祝日
12/29~1/3
必要な物
同一管轄の住所変更の場合
・届出済証
・住民票(取得3ヵ月以内の物)
・自賠責保険証明書(有効期間が残っている物)
・印鑑
陸運局で手に入れる物
・軽自動車届出済証記入申請書(陸運局の売店で販売している)
・軽自動車税申告書(陸運局でもらえます)
管轄が変わる住所変更の場合
・届出済証
・住民票(取得3ヵ月以内の物)
・自賠責保険証明書
・印鑑
陸運局で手に入れる物
・軽自動車届出済証返納届(陸運局の売店で販売している)
・軽自動車届出書(陸運局の売店で販売している)
・自動車税申告書(陸運局でもらえる)
手数料
・管轄変更がある場合にはナンバープレート代:600円
注意点
・ナンバープレート変更の場合、ナンバープレートは自分で取り外しをします。陸運局で、ドライバーを貸してもらえますが、自分でドライバーを持参してもかまいません。
おススメは、3号のプラスドライバーです。
・陸運局は11:45から13:00までお昼休みがあります。
・旧住所地の管轄陸運局にナンバープレートを返しに行く必要はありません。新しい陸運局ですべて手続きを済ませることが出来ます。
・軽二輪(126cc~250cc)は小型二輪(251cc251cc以上)と違い、自賠責保険証明書が必要になります。
・バイクの住所変更を済ませたら、バイクに関する保険の住所変更も忘れずに済ませましょう。
125cc以下原付バイクの住所変更
旧住所を管轄する市区町村役場へ行き、以下の必要書類を提出して「廃車証明書」を交付してもらいます。その後に、新住所を管轄する市区町村役場で登録の手続きを行い、新しいナンバープレートを交付してもらいます。
私が125ccのスクーターに乗っていたときに、港区から墨田区へ住所変更した事があります。その時は、港区の区役所で廃車の手続きをせずに、墨田区の区役所で全て済ますことが出来ました。
このように、廃車手続きと登録手続きを一度に済ませてくれる市区町村役場もありますので、事前に問い合わせてみてください。
125cc以下のバイク(原付バイク)は、同一市区町村内での引越しの場合は、転居届を提出すると、自動的に登録されている住所が変更されるので、住所変更の手続きが必要ありません。
住所変更する場所
旧住所を管轄する市区町村役場
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新住所を管轄する市区町村役場
受付時間
午前8:30-午後17:00
閉庁日:土曜 日曜 祝日
年末年始(12月29日~1月3日)
必要な物
旧住所の市区町村役場
・標識交付証明書(ナンバー交付時にもらった書類のことですが、紛失している場合でも手続きは可能です)
・廃車申告書
・ナンバープレート
・印鑑(シャチハタ・三文判・認印でも可)
・身分証明書
新住所の市区町村役場
・廃車申告受付書
・新住所確認ができるもの(免許証等)
・印鑑
注意点
・ナンバープレートを自分で外さなければいけない事もあるので、出かける前にドライバーが必要かどうか確認しましょう。必要であれば持参してください。ナンバープレートは汚れているので、軍手があると便利です。
・バイクの住所変更を済ませたら、バイクに関する保険の住所変更も忘れずに済ませましょう。
まとめ
バイクの排気量によって、住所変更する場所や持参する物が違います。
家から陸運局や住所変更する場所が近い人は、忘れ物があってもすぐに取りに帰れます。しかし、家から陸運局が遠い人は、忘れ物を取りに帰るのは面倒ですので、家を出る前に忘れ物がないか、必ず確認してから出かけましょう!