引っ越しの訪問見積り時に気を付けたい注意点

あなたが選んだ、引越業者の営業マンと直接交渉する「訪問見積り」をすることにより、引っ越し料金をより安くする事が出来ます。

そのためにも、訪問見積り当日までに、引越業者の営業マンと話す内容をいくつか決めておかなければなりません。

特に、「新居へ運ぶ物」「処分する物の選別」は、訪問見積り当日までには済ませ、営業マンとの話をスムーズに進められるようにしておくと良いでしょう。

これを済ませておかないと、訪問見積り当日トラックの大きさを決めるのに手間取ってしまい、営業マンとの話が進まなくなってしまいます。

今回は、「訪問見積り当日までに用意しておくべきこと」について解説します。これを読めば、引っ越しの基本的なことから、知っておいて損をしない事まで、あなたの訪問見積りが実のあるものになります。

訪問見積り当日に営業マンに伝える事

相見積りを取るときの基本として、どの引越業者の営業マンにも同じ条件を伝えることが、料金比較をする上でとても重要です。

各、引越業者の営業マンに同じ条件を伝えなければ、引越し料金に差が出てしまい、相見積もりをする意味がありません。

必ずどの引越業者にも同じ条件を伝えましょう。

引っ越しの日時

引っ越しの日時は、前もって決めておきましょう。

引っ越しをするにあたり、まず日にちと時間を伝えなければ、引越業者も料金を提示することができません。

逆に、大まかな日にちしか決めていない方は、引越し希望日近辺の引っ越しできない日を引越業者に伝えてもいいです。

なぜなら、引越し希望日近辺に、料金を安くできる便があるかもしれないからです。

この便を都合良く使えることになると、引っ越し料金が一気に下がるのです。

それと合わせて、引っ越しの時間が午後でも良い場合は、さらに引っ越し料金が安くなる可能性があります。

少なくとも、大まかなあなたの希望する引っ越し日時は考えておきましょう。

引っ越し先の住所と周辺状況

現住所から新住所までの距離も、引っ越しにおいてとても重要な情報の1つです。引越し料金は、

・移動する距離

・トラックの大きさ

・作業員の人数

・オプションサービス

 

で引越し料金が決まります。

旧居から新居までの距離も引越し料金に関係してくるので、新居の住所は訪問見積り前に調べておきましょう。

それとともに、新居前の道幅と、荷物の搬入経路も調べておきましょう。

新居前の道幅は、引っ越し当日に使用するトラックの大きさに関係してくるため、引っ越し車両を決めるうえでとても重要な要素です。

道幅が狭い場合は、大きなトラックを止められないため、小さなトラック2台で搬入という状況も発生します。

他にも、「新居にエレベーターはあるのか?」ということや、荷物の搬入経路の幅や高さなども調べておきましょう。

引っ越し当日に、荷物がエレベーターに乗せられなかったり、通路を通れなかったり、といった事態にならないようにしておくことは、引っ越しにおいてとても重要なことです。

引っ越しで運んでもらう荷物

特に大きな荷物になる大型家具や、家電製品の大きさを測っておくとよいでしょう。

その他にも、運んでもらう予定の荷物を、営業マンに見てもらって、当日荷物を運ぶトラックの大きさを算出してもらいます。

当日使うトラックの大きさにより、料金にも違いが出てきます。

引っ越し前に、不要な荷物を処分しておくのも、引っ越し料金を抑えるコツの1つです。

訪問見積り当日に営業マンに確認する事

訪問見積りの目的の1つとして、「引っ越し当日にあなたが困った事にならないようにしておくこと」が挙げられます。

困った事が起きないようにするには、あなたの分からないことを、引越業者の営業マンにあらかじめ質問しておくことです。

もちろん、引越料金が話の主を占めますが、他のことも忘れずに聞いておきましょう。

引っ越し当日の作業員の人数

営業マンが見積書に記入してくれると思いますが、他社との比較にも必要になるので、必ず作業員の人数を確認しておきましょう。

作業員1人の人件費は、安くても約14000円と言われています。

作業員は、運ぶ荷物の量により増減しますので、運ぶ荷物が少ないほど作業員数は少なく済みます。

梱包・荷造りはどこまでやっておけばよいのか?

引越業者の、どのプランを選ぶかによって、料金・梱包作業など、あなたがやっておかなければならない作業の量に違いが出てくるので聞いておきましょう。

テレビや、家具といった梱包の仕方の分からない物は、

「引越業者が梱包してくれるのか?」

「あなたが梱包しなくてはいけないのか?」

ということを事前に確認しておき、引っ越し当日に追加作業が増えないようにしましょう。

分からないことがあれば、営業マンにどんどん確認してください。

そして、確認したことは忘れないように必ずメモしておきましょう。

訪問見積りから引っ越し当日まで時間も空きますし、一度に色々と覚えるのも大変です。

梱包・荷造りリストを作り、メモしておくと良いでしょう。

引っ越しで使うダンボールは無料でもらえるのか?

多くの引越業者が、ダンボール○○箱分無料サービスとしています。

しかし、ダンボール代金は実質引っ越し料金に含まれているのがほとんどです。これは引越業者が、引っ越しする人にキャンセルさせないための手段と言われています。

もし、引越業者を決めてダンボールが送られてきた後に引越しをキャンセルすると、自費でダンボールを送り返さなくてはいけなくなります。

このダンボールを送り返す作業が面倒なため、引越業者のキャンセル防止策とも言われています。

もしあなたが、引っ越しに必要なダンボールを自分で揃えることができるのであれば、引越業者からの無料ダンボールを断ると、少し引っ越し料金が安くなるかもしれません。

引っ越し後にダンボールの回収サービスはあるのか?

「引っ越しで使用したダンボールを、引っ越し終了後に無料回収してもらえるかどうか?」という話です。大概の引越業者は、ダンボール回収サービスを行っています。

引っ越してきた人の家から、ダンボールが大量にゴミとして出るのは仕方のないことです。

しかし、ゴミ捨て場に大量のダンボールを運ぶのも大変です。マンションの管理人さんにも、迷惑がかかってしまいます。

ダンボールの回収サービスがあるかどうか、訪問見積り時に確認しておきましょう。

引っ越し当日におけるゴミ・不用品の回収サービスはあるのか?

「引っ越し当日に、ゴミや不要品を無料で回収してくれるのか?」

「有料なら回収してくれるのか?」

「回収サービス自体がないのか?」

という確認です。

無料で回収してくれるのであれば、ゴミや不要品を自分で捨てる手間が省けます。

追加料金はどんな時に発生するのか?

相見積もりをとって、安く抑えた引越代金なので、追加料金の発生は抑えたい所です。

引越業者によって規定が違う可能性が高いので、各営業マンに確認しましょう。

よくあるのは、以下の話になります。

・申告していたよりも荷物が多くて、トラックに荷物が乗りきらなかった。

・引越業者が到着した時点で、梱包作業が終わっていなかった。(自分で荷物を梱包するプラン)

 

訪問見積り時より、荷物が増えていてトラックに乗りきらなかったとか、運んでもらう荷物を全て申告していなかった場合に発生します。

一方、引越業者が到着した時点で、梱包が終わっていない場合は、自分で梱包をしなければいけないプランの時に限り、有料で作業員も手伝って梱包作業することになります。

引っ越し当日に荷造りが間に合わない場合は、標準引越運送約款によると、引っ越しの解約手数料(引越し料金の20%以内)を支払うか、引越業者に梱包サービスを有料で依頼することになります。

引越業者が到着した時点で、あなたの荷造りが完了していないというのはルール違反になります。

追加料金を取られないように、引越業者到着前に必ず荷造りを済ませておきましょう。

エアコン取り外し・設置の料金体系

オプションサービスで、取り外しから設置までお願いできるかの確認です。

一家に何台もあるエアコンなので、必ず確認しておきましょう。

設置後、何年保証があるかも要確認です。

洗濯機の取り外し・設置の料金体系

「洗濯機の取り外し・設置はオプションサービスであるのか?」

「無料サービスなのか?」

の確認も必要です。

オプションサービスならば自分でやってみよう!

私は、2回自分の引っ越しで、洗濯機の取り外し・取り付けをした事があります。

それほど難しい作業ではないので、洗濯機の取り外し・取り付けがオプションサービスで料金が発生するようであれば、説明書を見ながら御自分で作業されてもいいと思います。

作業の仕方としては、

1.洗濯機は、水道から洗濯機へと本体に付属しているホースをつなぎます。

 

2.洗濯機から洗濯パンの排水溝へと排水ホースをつなぎます。

3.洗濯機本体側と、排水溝をしっかりと水漏れしないように固定します。

4.水道の蛇口をひねって水が洗濯機で使えるようにします。

5.洗濯機のアース線をつなげてコンセントをさします。

以上で終わりです。思った以上に簡単ですので、料金がかかるようでしたら御自分で作業してしまいましょう。

引っ越しによって荷物が壊れた・紛失した時の保証内容

引っ越しにおいて、移動中に荷物が破損する可能性はゼロではありません。

もしものために、どのような保証があるのかを確認しておきましょう。

そもそも、荷物の破損に保険が使えるのが引越業者に引っ越しをお願いするメリットの一つです。

ですが、全ての荷物に100%の保証が付くとは限りません。

引越業者により違う可能性があるため、各引越業者に確認しておきましょう。

自分で運ぶ荷物

貴重品や、動植物、壊れやすい物など、自分で運ばなくてはいけない物の確認をしましょう。

中には、標準引越運送約款において、運んでもらえないはずの物も、オプションサービスで運んでくれる引越業者も出てくるので、営業マンと話をして確認する必要があります。

まとめ

引っ越し当日に、

「~~だと思っていなかった」

「~~のサービスは無料だと思っていた」

といった勘違いの無いように、細かな事でも営業マンに確認して、メモを取っておきましょう。

引っ越し当日、ちょっとした事で引越し料金が増えてしまうと、せっかく相見積もりで引越し料金を低く抑えた努力が、水の泡になってしまいます。

契約後も、何か気になることがあれば引越業者に確認して、スッキリとした気持ちで引っ越し当日を迎えられるようにしましょう。